こんばんは。
家族のリスクマネジメント勉強会in愛知、タチバナです。

今日は子供の日。
多くの方がお子さん、お孫さんの幸せを願ったことでしょうね!
わが家は残念ながら男の子がおりません。
女の子が……………3匹、デス(笑)。
 
先日4/29、わが勉強会には、大人20名様、子供5名様にお越しいただけました。
ありがとうございました<m(_ _)m>

会場が狭かったこと、
お天気に恵まれて部屋の中が暑くなってしまったこと、等々…
ハード面 でもご不便をおかけしてしまいました。

また主催者サイドの時間配分の不慣れがございまして、
質疑応答に充分な時間が配分できなかったこと、等々…
悔やまれる点が多く残されてしまいました。

一方で、疑問が解決できた、事実に裏打ちされていて納得がいった、等々…
講演内容にご評価いただいた方も多く、嬉しく思います。

かなり情報量的には充実、あるいは過剰なほどの内容だったと思います。
講師の半谷氏も「初回なので、できるだけ網羅しておきたかった」と
おっしゃっておられました。
2回、3回と勉強会を重ね、より深く、実になるように
「リスクマネジメント」 を皆さんと一緒に学んでいけたらと思います。
 
引き続き、皆さまに良き学びの機会を提供できるよう、私も努めて参りたいと思います。


さて、その後、私は5/3に開催したin横浜の勉強会にも参加しました。
名古屋で受付を手伝ってくれていた、私の妻も一緒に。

もちろんまったく同じ内容ではなかったのですが、
2回聴くと、さすがにだいぶん頭の中が整理されてきた感じです。

最後、部屋を閉める時まで、スタッフと一緒に残られていたお母さんが印象的でした。

半谷氏が、今日、彼女について書き綴っていました。

講演後、赤ちゃんを抱きながら参加して頂いたお母さん。 
頑張って来た自分を、笑顔と涙で私に報告。 
一年と一ヶ月の混沌の出口にたどり着いたようです。 
「初めて、目の前の人から馬鹿されないで話を聞いて頂けました」と、
お礼のメールも頂けました。 
  


私は……

彼女をここまでずっと縛ってきたものとは
いったい何だったのだろうか?

……と、この「放射線シンドローム」とも感じられる社会現象について、
帰りの新幹線でしみじみ考えておりました。

名古屋での2回目の勉強会も、ぜひ開催したいです。

そして、勉強会だけにとらわれず、様々なスタイルで発信してゆきたい……
妻とはそういった話をしながら帰ってきました。

勉強会は、5/13京都25/27郡山6/3茨城県2水戸市6/17埼玉県三郷市2
と連続して開催されてゆきます。
連休明けからは、半谷氏の伊達市での「心の除染」活動も始まります。
引き続き、ご注目くださいませ。


さて今日は毎日新聞さんの希望新聞のページに、
ぜひ皆さんに問題提起の材料としていただきたい記事が
掲載されましたので、ご紹介して終わりたいと思います。


つながる:ソーシャルメディアと記者 誤解多い「放射線の影響」=斗ケ沢秀俊 
毎日新聞 2012年05月05日 東京朝刊 

 2月下旬、「週刊文春」が「福島県から北海道に避難した子ども2人が甲状腺がんの疑い」という記事を掲載した。 

 私はツイッターで「福島第1原発事故から1年で放射線に起因する甲状腺がんが発生することはない。 文春の記事は、事故と関連があるかのように印象付けている点で、勉強不足、または売らんがための記事だ」と批判した。 

 私のツイートを見てくれているフォロワー(現在5900人)の何人かがそれをツイートしてくれ、一気に広がった。 フォロワーの医師がすぐに、甲状腺がんの詳細な説明付きで「原発事故とは無関係」と断じる連続ツイートを返してくれた。 一連のツイートは誰かの手によって、誰もが読めるようにまとめられた。ツイッターの魅力である「双方向性」と「情報拡散の広さと速さ」を物語るエピソードだ。 

 ツイッターを始めたのは昨年3月下旬。政府が放射線の影響について「ただちに健康に影響しない」と紋切り型の説明しかしなかったため過剰な不安が広がっていた。 3月18日に「記者の目」で「現時点では健康影響はない」と書いたものの、本業は環境活動を実践する部署の責任者だから、通常の記事は書けない。そこでツイッターでの発信を思い立った。 ツイート内容は主に原発事故関連だ。メディアには根拠の不確かな情報が飛びかう。 子供の鼻血や下痢の症状があたかも放射線の影響であるかのように報じた朝日新聞、東京新聞の記事や、「福島、郡山市には人が住めない」との見出しの虚報をした著名ジャーナリストを批判した。 時には、毎日新聞の記事にさえも矛先を向けた。放射線を過剰に危険視している人たちからは「御用ジャーナリストは引っ込め」などの非難を浴びる。科学環境部記者だった私は一貫して脱原発を主張してきたのだが。 

 返り血を覚悟で批判する理由はただ一つ。放射線の影響に関する誤解や根拠のない情報が福島県や周辺県に住む人々を不安にさせたり、福島県民差別につながることを防ぎたいからだ。 【水と緑の地球環境本部】