お母さんは大変です。

家族のリスクマネジメント勉強会のタチバナです。

おかげ様で、参加お申込みが増えております。

一般参加10名様、スタッフ6名確定定員26名です。

(4/12 18:30現在。仮予約を除いた数です。) 
ありがとうございます<(_ _)>
残りわずかです。


お越しいただければ解るのですが、
私の顔には生まれつきのアザがあります。
胎児の頃に自分の手が圧迫していたせいだと聞いてます。

今となっては、全く気にもしていないのですが、
私が幼少の頃、母親はずいぶん悩んでおりました。

何度か故郷・伊勢から東京の大病院にまで
連れていってくれ、当時としては珍しかった
レーザー治療を何度か受けさせてくれました。

そりゃあ小さい頃、これが原因でいじめられた事が
全くなかったわけではありません。
でも、もっともっと大きなアザがある人に
比べれば大した事はありません。

それでも母親は力を尽くしてくれました。
母親とはそういうものなんだなとしみじみ思います。


当勉強会にも、様々なお母さんが参加されています。

今日は、その内の首都圏にお住まいのお1人が
つい先日、4月8日にツイートしておられたものを
ご本人の承諾を得て、掲載させていただきます。

昨年の震災後1~2ヶ月の頃を振り返って
書かれた内容のようです。
今これをお読みくださっている皆様とは
放射能に対するスタンスが異なるかもしれません。
少し乱暴な言葉の箇所もあるかもしれません。
しかし彼女なりに苦悩しておられた様子が切々と伝わってきます。

彼女がいつ当勉強会講師・半谷さんにたどりついたのか
それは、まだうかがった事がありません。
しかし、彼女が「本当の安心」を求める気持ちが
繋がったのだろうと思います。

半谷さんはおっしゃいます。
私で良ければどんどん利用して欲しいのです。 
私もみなさんの要望に応えるため日々努力しています。 
放射線に苦しむ福島だけでなく、全国のみなさん、
特に家族の中の弱者である若いお母さんたちのため。 
 」

それでは、ぜひお読みください。

そして、当勉強会にお越しいただき、
本当の安心を得るための、
新しい視点を、あなたにそっと添えて下さい。

=====

首都圏Aさん(主婦)の4/8のツイートより

去年の3月4月は、災害時の乳幼児栄養についてと、妊婦・授乳婦の被曝についての情報を厚労省や産科医学会などのサイトでチェックして、携帯しか見られない妊婦さんのためにPDFや転載禁止の内容を要約してコミュに貼り付けたりしてたんだった。自分も妊婦で必死だったなぁ。
(※タチバナ注:3月となっているが4月だと思われる。コミュ=ソーシャルネットサイトの掲示板ページのこと。)

「もしこの情報が間違ってたらコミュメンバーの方の健康を害することになるかもしれない。もしデマだったらどうしよう」とすごく不安だったけど、厚労省や各分野のお医者さんの学会、JALC、みんな、言ってる内容は同じだった。「これが全部間違いなはずはない。きっと大丈夫だ」と信じた。
(※JALC=NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会、国際認定ラクテーション・コンサルタント及びその他の母乳育児支援にかかわる専門家のための非営利団体)

私の要約記事を読んで安心し「携帯しか見れなくて、すごくありがたい」とコメントしてくれる人達もいた。でも数か月後にその人のページにアクセスしたら、アク禁になってた。。ショックだった。。
(※アク禁=ソーシャルネットサイト内で特定人物をアクセス禁止にして、自分のページを閲覧できないようにすること。一方的な人間関係の断絶を意味する。)

別コミュのコメントで彼女が最初放射能を気にせず過ごしてしまったことを後悔している旨の発言をしているのを見た。私はきっと安全デマを広めて信じ込ませたひどい奴と思われるようになってたんだろう。。

妊婦で毎日眠くて疲れやすくて頭も普段よりさらに鈍ってて…それでも、とにかく必死に画面を見つめて、内容を要約までして、携帯で見やすいように考えてアップしたのに。ほかの人にはきっとわからないと思うけど、2歳児の面倒を見ながら、つわりで吐きながら、なかなか骨の折れる作業だったんだゾ…

それなのにアク禁とはなぁ…

武田先生のブログも見たし、そのほか、ネット上ではとにかく大混乱な感じだった。で、私が思ったことは、「多分パニックに乗じて煽る元から反原発の左翼の人達と、それに踊らされてる人達がいるはずだ」ということと「めちゃめちゃ頭のいい理系の人達はきっと動じていないはずだ」ということ。

武田先生のブログはなんか書き方が微妙で信用していいのかわからない感じがした。元からあの先生は好きではなかったし。でもこのブログは多くの人が信用しそうだなという気はした。で、とりあえず「めちゃめちゃ頭のいい理系の人」発信の情報を探す。が、なかなかそういうものがなかった。

5月頃になると周りの先輩ママが騒ぎ始めた。明らかに、左翼っぽい言説に煽られてる感じだった。が、「めちゃ頭のいい人の動じない発信」も1つか2つしか見つからず、そして見つかったものも、私の個人的疑問のかゆいところに手が届くような内容ではなかった。それで結局私も不安になってしまった。

この最初の頃に「めちゃ頭のいい人の動じない発信」として私がまめにチェックしてたのが「市民のための環境学ガイド」のサイトだった。これを書いている人物が誰でどういう業績のある人なのかなど知らないまま、「ここのサイトはなんだか信用できそうだ。とりあえず武田教授よりはよさそうだ」と思った
(※市民のための環境学ガイド=国際連合大学名誉副学長・東京大学名誉教授・安井至氏の開設するサイト)

「市民のための環境学ガイド」の放射能に関する更新がもっと頻繁だったら、もっと私も安心していられたんだろうな…超頭のいい人は有能敏腕だから時間がない。だから、そういう人のボランティア的な発信は、絶対数が少なくて当たり前。と頭ではわかっていたけど、やはり数が見つからないと不安だった。

それで、だんだん「煽っていない、動じていないように見えるのは、いろいろわかってるからじゃなくて、この人がお年寄りだからかもしれない」とか「やっぱり事態は私が感じている以上に深刻なのかもしれない」とか思い始めた。この時期は毎日のように夫と口論してたなぁ。不安を口にすると夫が怒るから。


以上です。お読みいただきありがとうございました。

勉強会の開催概要とお申し込みはこちら。
横浜の勉強会が動き出しました。
お知り合いがいらっしゃったら教えてあげて下さい。

 

家族のリスクマネジメント勉強会が毎日新聞様の記事になりました。

愛知会場の窓口を務めております、タチバナと申します。

本日付の毎日新聞様(東京版)に
当勉強会の記事が掲載されました。
(この記事の権利は毎日新聞様に帰属します。記事は途中までです。)

希望新聞:東日本大震災 放射線リスク、冷静に対応を 各地で勉強会開催−−福島・田村の半谷輝己さん

毎日新聞 2012年04月06日 東京朝刊

 「住み慣れた故郷を離れることが、心身に大きな影響を与えるリスクについていま一度考えてみませんか」−−福島県田村市の塾講師、半谷(はんがい)輝己さん(50)が「家族のリスクマネジメント勉強会」という活動を続けている。放射線のリスクと、避難によるストレスリスクを冷静に勘案し、福島の再生を考える一つの試みだ。

 半谷さんの自宅は福島第1原発から約40キロ。経営する塾で化学などを教えていたが、避難者が増え、約100人の生徒は約3分の1に減った。そこで昨年11月、放射能問題に関する勉強会を始めた。きっかけは母親(86)の死だった。

 母は原発から3キロの双葉町に兄夫婦と住んでいたが、事故後田村市や新潟市、役場が移転した埼玉県と移り住んだ。故郷や友人と離れ、座るか寝るかだけの避難生活。体重は半分以下に減り、昨年11月、埼玉県内の病院で衰弱して亡くなった。

講師の半谷さんが経営していらっしゃる

福島県田村市の塾はこちらです。
㈲BENTON

彼が副代表を務めている震災後に発足した市民団体はこちらです。
たむらと子どもたちの未来を考える会

このHPには様々な記述がたくさん掲載されています。
例えば、これなども関心の高い話題。
「放射性物質とおっぱい」

新聞記事の中にもありますが
彼の塾の経営は震災後大変な状況です。
貯蓄を削って若い先生の雇用を維持されているとか。

そんな中これまた身銭を切って、
こういった活動を続けてらっしゃいます。
今回の名古屋での講演もおそらくは交通費・宿泊費は
彼自身のお財布からという事になってしまいます。

彼は震災直後から、丁寧に、丁寧に、
放射線について、お母さん方や教え子さん方に、語り続けて来ました。
また、疑問や解決すべき事が出てきたら、すぐに県や国(東京)に飛んでいきます。


なぜ、彼がそこまでやるのか?

故郷・福島、そして、そこに暮らす
愛すべき人々を守りたいからなのです。

残念な事に、彼は御母様を
ストレスフルな避難生活の中で亡くされました。

―――大事なことは、私たちの身の周りにあるリスクとは何か、
ということではないでしょうか?
このために、放射性物質をいかに正しく怖がるべきなのか、
という点にこだわってらっしゃるのです。
 

そして、原発推進・反対といった意見対立の空気の中から
復興はなし得ない、融和が重要だとも説きます。


放射線に苦しむ福島だけでなく
全国のみなさん、
特に家族の中の弱者である若いお母さんたちのため。

(3/21の半谷さんのご発言より)

夜な夜な必死になってネットで情報を集め、
家庭内や地域でも気持ちとして孤立しがちな
お母さん方が少なくないのではないでしょうか?


悩んでいるのは、貴女だけではありません。


とことん疑問をぶつけて一緒に考えて解決していって欲しい…
そう彼は考えているのです。


 

私タチバナは、
震災後4月頃にソーシャルネットワークの
サイトで彼と出会いました。

ずっと彼の活動をネットを通じて見てきました。

私は理系ではありませんし、
3.11直後は不安でたまりませんでした。
身近なところで放射線に対する意見の対立があったり、
強くストレスを感じていた時期もありました。


その間、彼の書き込みも含め、
実に様々なものに目を通し、耳を傾けてきました。


今も日々悩み続けてはいるのですが、
反対・賛成の二元軸から脱しようとしている、
半谷さんの姿勢に強くひかれ、
愛知での取り組みを始めました。


ぜひ一度、彼と対話してみてください( ^ω^ )ノ
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現在4名様(
定員20名のお申し込みです。
一般参加10名様、スタッフ6名確定
定員26名です。

(4/11 16:30現在。仮予約を除いた数です。) 
ありがとうございます<(_ _)>
お申込みが増え残席僅少です。 

ぜひお早目のお申し込みをご検討ください。
開催概要とお申し込みはこちら。

4/7埼玉4/8茨城4/14東京(残席僅少)、5/3横浜、5/13京都でも行われます。

2/12 東京都文京区での勉強会の様子



第1回 家族のリスクマネジメント勉強会in愛知 開催のお知らせ

家族のリスクマネジメント勉強会は、愛知県名古屋市にての第1回目勉強会開催概要を決定しましたので、お知らせいたします。

当勉強会は、震災・原発事故の被災地・福島県で、塾経営の傍ら、不安にさいなまれるママさんたちに、放射能について語り続けいらっしゃる半谷輝己さんを、全国各地でもお招きしてお話しを聴こうと、ママさんの手づくりで企画されスタートしたものです。

今年1月京都で初めて開催され、東京、埼玉、茨城に継ぐ開催となります。


家族のリスクマネジメント勉強会in愛知

「放射能と食・暮らし」

「放射線・放射能と

    食品の安全性」

※講師及び他会場との調整により、テーマ名称を変更しました。
 内容は全く変わりません。

 
「4月から食品の基準値が変わったけど、どうなのかしら?この子に何を食べさせてよいのやら…。」

「がれきの広域処理受け入れって、心配ないのかしら?応援はしたいけど、東北のためにならないって言う人もいたりして…。」

「でも正直言って、色々考えすぎて、ちょっと疲れちゃってるのよね…。どの情報を頼りにして考えてゆけばよいのかしら?」

正体の見えないものへの不安――私たちのとるべき本当の対策とは何でしょう?
福島県の現場で、ママさんたちに語り続けている半谷さんと一緒に考えましょう。

講師
半谷 輝己(はんがい・てるみ)さん 

福島県田村市にて塾を経営。
震災後、「たむらと子どもたちの未来を考える会」副代表
福島ステークホルダー調整協議会 (FSAC) 事務局長
伊達市 食品・放射線アドバイザーなどを務める。

講師からのメッセージ
「福島第一原発近くの双葉町に住んでいた母が昨年11月、避難先の埼玉県で他界しました。
家族との別れ、コミュニティーとの縁が切れることが精神的にいかに大きな痛手を与えるかを学びました。
3.11から1年過ぎた今、私たちは、何をどう食べ、どういう生活をしていけばよいのでしょう?
この事を考える当勉強会を各地で実施する活動に取り組んでいます。
ぜひお越しください。」 

日時
平成24年4月29日(昭和の日)
PM1:30~PM4:00(PM1:20開場)

会場
中生涯学習センター
第一集会室
名古屋市中区橘一丁目7-11
電話 052-321-5511

参加費
お1人様 500円(子ども無料)
※ お子さん連れ可(託児なし。見守りスタッフ付プレイスペース・玩具あり)

参加方法
下記の電話番号またはアドレスに必要事項をご連絡ください。
定員は20名様の予定です。
お早目にお申込ください。
「家族のリスクマネジメント勉強会」
タチバナ 070-5407-5257
アドレス
krmaichiあっとまーくgmail.com
①代表者の「お名前」と「携帯電話番号」
②参加人数(子連れの場合は子の人数と年齢も含む)
③講師への質問(ある方のみ。できる限り回答いたします)

主 催
「家族のリスクマネジメント勉強会」
in愛知ブログ
in愛知 twitter
in愛知 Facebook
東京本部ブログ 

チラシ
※【表面】テーマ名称変更に伴い、変更しました。
※【裏面】他会場の企画情報を最新のものに更新しました。
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